手掌多汗症のグレードについて
みなさまこんにちは。
日本手汗協会【JPSA】会長のなーまんです。
今回は手掌多汗症のグレードについて解説していきたいと思います。
グレードは3段階
手掌多汗症は症状の重さによって3段階に分けられます。
ピーク時にどれぐらい発汗するかで判断してください。
グレード1
- 手のひらがジトッとする。
- 発汗するが汗は滴らない。
- 汗の粒は見えないがキラキラしている。
- 制汗クリームでなんとかなる。
こんな感じです。正直なところ、手掌多汗症でない人も、緊張や不安でグレード1程度の手汗は書きます。
グレード2
- 手を握ると汗が滴る。
- 小さい汗の粒が見える。
- しっとりではなくびちゃびちゃ
- 人と手がつなげない。
こんな感じ。ここまでくると、人と接触することが怖くなり、消極的な性格になったり、手汗を気にしすぎて上手くコミュニケーションが取れなくなったりします。
テストの答案用紙がクシャクシャになったり、キーボードがびちゃびちゃになったり、スマホの指紋認証が反応しなかったりと何かと気に触ります。
緊張や不安に関係なくかく手汗はれっきとした病気です。
グレード3
- 手を開いていても汗が滴る
- 大粒の汗が目に見えて分かる。
グレード3はこんな感じ。重度の手掌多汗症の方の画像を引用させていただきました。
ここまでくるとまともに日常的生活は送れません。手術適応となります。
ちなみに、なーまんはグレード2と3の間ぐらい。
国家試験の時はグレード3の汗が出てきたので自分でもびっくりしました。
世の手汗で悩んでいる人は、自分と同じように
グレード2と3の間ぐらいの手汗
で悩んでいる方が1番多いんじゃないでしょうか。
手術をするほどではないけど、制汗グッズを使ってもいまいち効果が感じられない。
そんな悩みをもった方と繋がっっていけるブログにしたいなぁと思います。
